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翠山雅

翠山雅

弓道具の選び方

弓道に使う道具にはどんなものがあるの?②

こちらでは、「弓道に使う道具にはどんなものがあるの?①
に引き続き、
何十年と使い続ける「かけ」、常に着用する「弓道衣」について、
紹介させていただきます。

かけ

かけとは、右手にはめる手袋のようなものです。
弓を引く際に弦から親指を保護するために使用するものです。
弓道では、右ききでも左ききでも、
左手で弓を持ち、右手で弦を引くので、原則としてかけは右手のみにはめます。
例外としては、両手につける「押しがけ」と呼ばれるものもあります。

かけのお取り扱い一覧

かけは、これから弓道を始める方が最初に揃える必要性の高い道具です。
使い始めたばかりのかけは革が固く、弓を射る時に余計な力が入ってしまいます。
したがって、長年使い込み、自分の手に馴染ませる必要がございます。


かけを選ぶ際には、実際に試着してサイズを確かめていただくことが一番ですが、
お近くに弓具店がなく、なかなかご来店が難しい方もいらっしゃると思います。

私たち翠山では、
ご来店が難しい遠方の方にも、正確なサイズのかけを送らせていただくために、
スキャナーで手のサイズを送っていただき、頂いた手形のデータを採寸することで、
お客様にぴったり合ったかけをご提案させていただきます。


手に馴染んだかけを使うことで、弓を引く際に余計な力を使わずに
矢を射ることができます。

ご自分の手に馴染んだかけは、他にはない唯一二無のものです。
「かけがえのない」という言葉の語源となったとされるほど、
代わりの効かない弓具であり、
しっかりと手入れをすれば、20~30年と長くお使いいただけます。
かけの善し悪しは弓射の善し悪しに繋がるほど、弓道家にとって大切な弓具です。

しっかりとサイズを選び、手に馴染んだかけは、
弓道を続けていく中で力強い味方になってくれるでしょう。

弓道衣

弓道衣のお取り扱い一覧

弓道といえば、練習の時から、
弓道衣・着物を常に着ているイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、試合や試験の時の着用は決まり事となっておりますが、
練習の段階での着用はモラルであって、ルールではありません。

例えば、柔道では練習をするにも道着の着用がルールになっております。
それは道着を着ないと技をかけることができず練習ができないためです。

その点、弓道は一人で的に向かい、矢を射るので、
弓道衣・着物を着用しなくとも練習することができます。

戦後、物が豊かではない頃、中学生や高校生は、
学生ズボン・スカートに体操着やジャージを着て練習しておりました。
また、長らく弓道をされている方では、昔の名残で、
弓道衣・着物を着ずに練習されている方もいらっしゃいます。

しかし、現代においては弓道着を着て練習することが一般的ですので、
これから弓道を始めようと思っている方は、
弓道衣も揃えておく必要があります。

試合、練習問わず身だしなみを整え、
帯を締めることで、気持ちも引き締まります。
見た目のみならず心も弓道に対する気構えが出来るのではないでしょうか。


私たち翠山は弓道家としての経験と知識を活かし、
自らが弓道の道具を使い、適切であると判断した弓具のみを取り扱うことをお約束いたします。
弓道を始められる方、弓道を再開される方にとって”日本武道 弓道”の素晴らしさを、道具を通じてお伝えできればと考えております。

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