翠山弓具店は、明治36年より革製品の弓道具である弓かけの製造をしてきました。
その後、幾多の時を経て弓道具全般を扱うようになり、現在に至ります。
翠山の歴史と経験から質の良い弓道具をご提供させていただくことをお約束させていただきます。
-日本武道 弓道-
弓道の歴史は、日本の伝統的な弓術(古武道)から発展したものであり、
大正時代に弓術から弓道へと改称されました。
弓道へと改称される中で、人を殺傷・制圧する実戦的技術が整理統合され、
技を磨く稽古を通じて人間完成を目指す精神修養の”道”として広く伝えられることとなりました。
もちろん、弓術と呼ばれていた時代においても武士の精神修養の道であり、武芸十八般の筆頭でもあり、
日本を代表する武道の一つであります。
日本武道としての”弓道”は、身に着ける弓具を初め数々の伝統文化に重きを置いております。
後世に日本文化である”弓道”を弓具を通じて正しく伝えていくことこそ、
翠山の使命であると同時に明治より三代続く弓道家としての使命でもあります。
現代においては弓道の普及に伴い、弓道の楽しみ方も人それぞれ様々な形に変化しており、
その変化に応じた弓具が販売されております。
特にスポーツ化する現代においては、”日本武道”の道具としては、
あまり好ましくない配色や見た目に特化した、今風の弓具が頻繁に見られるようになりました。
翠山は、”弓道”をお伝えする立場にあるという弓道家としての判断で、
射品・射格を損なう可能性のあるような弓具の取り扱いはしておりません。
本物志向であるがゆえの”こだわり”を品揃えという形にて表現させていただいております。
弓道具の専門店としての誇りと責任を持って、
又、お客様から信頼していただける”翠山弓具店”として、
弓道において好ましい弓具のみをご提供させていただきます。
弓道を始められる方、弓道を再開される方にとって、
”日本武道 弓道”の素晴らしさを道具を通じてお伝えできればと考えております。
弓道家としての経験と知識を活かし、又、自らが使い弓道の道具として適切であると
判断した弓具のみ品揃えすることをお約束いたします。
-名古屋の地で、創業して100有余年-
弓道具を通して、日本文化・伝統を広く、多くの人に伝えて行くために、「suizan雅」を設立いたしました。
100年の歴史の中で、蓄積されたノウハウと弓道に対する想いをこの現代において表現する方法として、
インターネットを利用することが、一番良い方法であると捉え、弓道に対する疑問・質問を迅速にお答え、
お伝えする場はとして、一番適切であると考えた結果によるものでございます。
弓道具の販売を中心に、弓道・日本文化を一緒にお届けできるような、
店づくりを目指していきたいと考えております。
私達は、日本文化・日本武道・弓道を正しく伝える弓具店でありつづけるために進化する
老舗弓具店としてこれからの100年を作っていきます。
株式会社翠山 「翠山弓具店」
代表取締役 五代目 宇佐美七美