示現は竹弓を製作する職人によりつくられている弓です。 長年、薩摩弓を製作してきた職人がつくるカーボン弓「示現」竹弓に近くありたいその気持ちで、丁寧に一張一張仕上げられており大量生産ができない理由がここにあります。素材にこだわることで、引き味が柔らかく、矢勢を意識することで入木に仕上げております。このこだわりこそ、竹弓を作る職人ならではといえます。
示現は、引き味を大切にしております。
示現スペシャルバンブーは、芯材の両面に竹を使用しております。
一般的なカーボン弓の芯材は、ほとんどが木質部ですが示現の芯材は、上下部分に関しては、70%近くが竹を使用して製作されておりますので大三から会にかけて引き味が柔らくそして離れでの振動が他の弓に比べて収まりが速いのが特徴であります。弓の“しなり”を大切にし、引き味を柔らかくしております。
示現は、和弓の基本ともいえる入木に仕上げております。弦道は、弓の右側を通るように、仕上げられておりまさに、竹弓に近いカーボン弓としてのこだわりを弓成で表現しております。
薩摩弓としての成をカーボン弓で
日本の伝統的な、弓成である薩摩弓をカーボン弓で表現しております。 矢勢が良いことで、知られる薩摩弓の良いところを受け継いでおり、弓の文化を身近に感じることができる、カーボン弓であります。
日本の弓は、入木に仕上げてこそ日本の弓といえると考えております。 素材にこだわり、成(弓の形)にこだわることで、日本文化を正しく伝えることができているのだと思います。