弓道の弦を保管する事に使われる弦巻とぎり粉入をつなぐ為に使われる革製のものを吊革と呼びます。
一般的に弦巻は、藤製の商品を使うことが多く他の人の区別するためにも必要な商品になります。審査や試合などの場合は弦巻を持参する事が必要となりますので弦巻だけではなく吊革も準備しておく必要があります。
桜は平安時代に貴族たちに愛用され始めました。桜の花の華やかな美しさとともに、散り際の潔さが日本人の美意識と結びつき様々な桜模様が考案されました。その中でも五弁の花びらをシンプルに表した小桜模様は「花は桜木」の気風を尊ぶ武士たちに好まれ、甲冑などに多用されました。庶民の間で用いられる様になったのは江戸時代に入ってからと言われています。弓道具の柄として、男女問わず人気の柄であります。
審査を受審する際や試合に出場される際には、ご準備が必要な商品になります。弦巻だけでは、他の人と間違えがおきる可能性があります。審査会場などにおいて控えに入った場合はなかなか席を離れる事ができませんのでぎり粉も必要になります。弦巻にぎりこ粉をつなげておく必要がありますので是非事前にご準備ください。
-写真の弦巻(藤製)は付属されません-
吊革単品での販売商品となりますのでご注意ください。