36年前の手形製作の四つがけを愛用していますが、ときどきカケ溝(弦道・弦枕)を保護する為、2019年より「弓がけ用くすね(蝋)」を使用し蝋引きしています。
翠山さんの「ステンレス藤ヘラ」を熱して、少量の蝋 を溶かしながら温度を調整し少しずつ(かけ溝と弦枕の)数回に分けて染み込ませる様に薄く塗り、最後に(藤ヘラの絶妙なカーブを利用して)なめらかに仕上げます。
すると、弦道が保護され弦が弦枕からスムーズに離れるようになります。
高校弓道部からの(四段の)親友と8月28日(土)に自宅で巻藁練習した時、三つがけから(新しい)四つがけに変わっており見たら普通のぎり粉を使用して黒く汚れていたので、この「特製ぎり粉」を説明したら「注文して!」と言うので、予備に購入したおいたものを譲りました。
P.S. 2021年10月17日(日)五段特別地方審査で、親友が、「薩摩竹山 四寸伸 15キロ」+「 四寸伸用奏弦」+「特製ぎり粉」を使用し、甲矢3時蹴り・乙矢的芯的中!
3回目で、みごと五段に昇段しました。
緊急事態宣言期間中に、一緒に巻藁練習してお互い射形を動画を撮って修正(両肩の骨を前に出し遠くにすくい上げるように打ち起こすこと。引き分けは1:1の力だが弓手の肘付近(と左脇)で押し、妻手の力を感じない様に引くこと。)して、10月1日からの道場での稽古に生かされ、「大三から弓を真っ直ぐ立てて妻手の肘を張り、会で左右一文字に詰合い伸合いし、的中に固執するのはやめ、ただ十分に的を狙え。=澄ますこと。」と助言し、 ”正射必中スタンプ”と”弓手の押せ押せスタンプ”を送りました。」
あと、「本座から射位の初めの一歩は大きく力強く”さあいくぞ!”と気合を込めて」との助言はちゃんと実践して”弓手の押せ押せスタンプ”が会で、とても役に立ったと言っていた。(笑)