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翠山雅

翠山雅

弓道具の選び方

弓道具商 翠山の歴史

弓具

翠山は明治36年に革製品製造業として創業し、弓かけ制作から弓具全般を取り扱う弓具店として現在に至ります。
今回は翠山の歴史をご紹介いたします。

弓具店としての成り立ち

明治36年

明治36年、創業者である宇佐美松太郎は、革足袋製造卸売業として「宇佐美商店」を始めました。
革足袋は当時の日本人がよく履いていたものでした。
その当時、たまたまご近所に弓道の先生が住んでいたそうで、
ある時に革製品である弓かけを作ってほしい、と依頼されたことが、弓具に携わるきっかけになったようです。
それからは、革足袋を作る傍ら、弓具の製造も行っていたようです。

明治42年

明治42年に屋号を宇佐美商店から、現在の社名である「翠山」に変更いたしました。
翠山の由来ですが、宇佐美松太郎は元々岐阜の山の方の生まれだったようで、
岐阜の山から(緑山から)名古屋市に出てきた、という理由で翠山と名付けたそうです。
宇佐美松太郎の故郷に対する想いも、翠山という屋号に込められております。

大正元年~昭和7年

大正元年、弓道具製造業が事業の中心になります。
それに伴い、小売業として弓具の販売を始めました。
そして昭和7年には、弓具店として正式に事業転換したのです。

戦後~現在

戦後の日本では武道禁止令が出されていた時期があり、弓道も禁止されておりました。
そのころは洋弓(アーチェリーの弓)を作り、生活していたそうです。
武道禁止令が解除された昭和27年から弓具店を再開。
平成15年には、五代目として宇佐美七美が代表に就任。
翠山は創業100周年を迎えることができました。
また、平成24年には屋号を「弓道具商 翠山」に変更し、弓道具商として100周年を無事に迎えられました。
この年に「suizan 雅」として弓具のオンラインショップでの取り扱いも始め、平成28年には楽天市場店も開店いたしました。

弓道家としての成り立ち

弓道家

翠山は初代の宇佐美松太郎の頃から代々、弓道家でもありました。
実は宇佐美松太郎が弓道を始めるようになったのは、弓かけの制作を頼まれてからのことでした。
宇佐美松太郎の中で「弓具を扱うのであれば、弓道を知らなければならない。」という想いがあったようです。
現在でも宇佐美松太郎のその想いは受け継がれ、翠山は弓具店を営む一方で、
弓道家としての一面も持ち合わせております。
弓道家として自分たちが使わない道具は売らない、という方針は現在でも守られています。

翠山のこれまでとこれから

明治36年に創業した翠山。
弓道の本質を求めて100有余年が経ちました。
時代の移り変わりにより弓具にも変化が訪れておりますが、
竹弓・竹矢といった伝統弓具と、現代弓具のバランスを考えながら、翠山らしくご提案させて頂いております。
また、弓かけ制作を行う弓かけ師としての経験はもちろんのこと、弓道家としての経験も元に、
弓道に携わる皆様にとりまして信頼される弓具店であるように、取り組んでおります。
弓道具商 翠山のこれから」では、これからの展望をご紹介いたします。

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