ホーム マイページ カート
翠山雅

翠山雅

弓道具の選び方

翠山道場について知る

弓道

翠山では弓具店のほかに道場も開いております。
今回は翠山道場についてのお話から翠山道場の歴史までご紹介いたします。

翠山道場の歴史

翠山道場は昭和20年頃簡素的な矢場を作り出来上がった道場でございます。
当時は道場とは言っても、現在の所在地に土を盛っただけの野天矢場で、
そこで弓を引き始めたのが道場の始まりと言われております。

弓道具

道場を作ったのは翠山の二代目。
二代目が弓を引くことになったため、家の庭に矢場を作ることにしたそうです。
宇佐美家は百年以上、弓道家として弓を引き続けて参りましたが、
自分たちが好きなときに使える道場を作りたい、という想いもあったようです。

昭和60年から平成元年まではプレハブの弓道場でありましたが、
平成2年に現在の道場の形になりました。
今日に至るまで、道場も幾度かの移り変わりを経て、翠山道場としての歴史を刻んで参りました。
弓道場の師範は代々、宇佐美家が務めております。

翠山道場について

翠山道場は公共の道場と違い、会員制の道場でございます。
ですから、弓道教室の開催や、一般の方への道場の時間貸などは行っておりません。

入門についてですが、原則として未成年・学生・初心者の方からの入門は、大変申し訳ないのですが受付ておりません。
入門の対象になるのは、弓道の経験者の方で、これからも弓道を続けて参りたいとお考えの方でございます。

と言いますのも、翠山道場の会員の方(門人さんと言います。)は、
弓道を始めてから5~10年、段位にして参段以上程度をお持ちの方が入門されることが
多いのです。ですから、初心者の方や未成年、学生の方はなかなか馴染めず、あまり楽しめない場合が多くあります。

ご自身と同じくらいの技術のお持ちの方が多い環境ですと、
仲間と切磋琢磨しながら、弓道の鍛錬に励むことができます。
こういった環境の方が、弓道を楽しく続けやすく、また技術も伸びやすいのではないかと考えております。

翠山道場は営利目的の道場ではないため、原則として指導料などをいただいておりません。
そのため、門人さんには自主的な鍛錬をお願いしております。
もちろん、全く指導しないというわけではありませんが、
手取り足取り教えるというよりは、門人さん同士で切磋琢磨し合いながら鍛錬を重ねるのが常でございます。

ですから、受け身ではなく自分から進んで鍛錬に励むこと、
また、技術を見て盗むという気概を持って鍛錬に励まれることが大切でございます。

入門希望の方のお申し込みの仕方

入門を希望される場合には、まずはお電話かメールで申し込んでいただく必要があります。
その後面接をして入門となります。

面接の際には、現在の指導者の方の紹介状を持ってきていただくこともございます。

弓道を再開したい方などへのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

翠山道場で使う弓具について

竹弓

翠山道場では一般の道場と違い、申し訳ないのですが弓具の貸し出しは行っておりません。
入門される方は、ご自身の弓具を揃えていただければと存じます。

また、翠山道場では伝統的な弓具である竹弓・竹矢の使用をお勧めしております。

竹弓・竹矢は弓道に必要である美しい射技射型の習得のために最適な弓具でございます。
他の弓や矢に比べてお手入れにも手間がかかる素材ですが、
是非弓具を育てる楽しみも感じていただければと存じます。

竹弓・竹矢以外の弓具で弓を引いていらっしゃった方も、
翠山道場への入門を機に竹弓・竹矢を使用してみてはいかがでしょうか。

suizan雅のHP