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翠山雅

翠山雅

弓道具の選び方

翠山が考える弓道の楽しみ方

弓道の射型

弓道を長く続けるためには、やはり弓道を楽しむということも大切であると思います。
翠山は弓具店を営む傍ら、弓道家としても代々鍛錬を重ねてまいりました。

今回は翠山が考える弓道の楽しみ方をご紹介したいと思います。

弓友をつくる

弓道

弓道は一人で行える武道であり、己との戦いと思われがちですが、
弓道を一緒に取り組める友人がいた方が長く続けられると思います。

弓道を通してできた友人がいると、悩みの相談なども気軽にできますね。
特に同時期に始められた友人であれば、切磋琢磨しながらお互いを高め合うこともできるはずです。

また友人がいると、お互いの射型を確認し合うこともできます。
弓を引く姿をお互いに見合うことで、自分の欠点にも気づきやすくなります。
また、友人の引く姿を通して学べることも多くあるはずです。

弓道を長く続けたいと考えている方は、仲間を見つけてみてはいかがでしょうか?

精神修養のために弓道を行う方は、一人でも続けやすい

精神修養のために弓道を始められる方は、一人で鍛錬に励まれても続けやすいと思います。
弓道は技を磨くこと、稽古することを通じて人間完成を目指す武道でございます。
弓道が弓術と呼ばれていた時代にも、弓道は武士の精神修養のための道でありました。

弓道は日本人の心にある「和の精神」を体現したような武道でございます。
弓道に戦う相手はおりません。
弓道は自分自身との戦いなのでございます。

弓道の修練における言葉の一つに「非は己にあり」という言葉があります。
動かない的を相手に矢を外すということは、他の誰のせいでもなく、全て己に責任があるのです。
的に当てたい、と強く思うほど射は乱れていくものでございます。
心静かに的に向かう姿勢こそが大切なのです。

精神修養のために弓道を始めらる方は、是非「非は己にあり」の精神を忘れることなく、
日々の鍛錬に励んでいただければと存じます。

自分好みの小物を選ぶ楽しみ

弓道具

翠山弓具店では、今流行の色や柄を取り入れた弓具は販売しておりません。
射手の射品射格を損ねないような弓道具を取り扱っております。

ただ、道場の外で使う小物についてはお好みのものをお使いいただいて構いません。
翠山弓具店でも、色柄物の合切袋や弓かけ袱紗袋、大風呂敷などを取り扱っております。
普段は色柄物をお召しになっている方や、弓道具にも自分好みのものを取り入れたい、
という方は、小物選びで楽しまれてみてはいかがでしょうか?

合切袋や袱紗袋には、トンボ柄・小桜柄など和柄を中心に、個性豊かな商品を取り揃えております。
色も3~4色ご用意しておりますので、好みのものが見つかるのではないでしょうか?

合切袋には、甲州印傳という伝統工芸品である鹿革を使った商品もご用意しております。
鹿革に漆で柄付けした甲州印傳は、非常に軽くしなやかな素材でございます。
日本の伝統を感じる佇まいからは、上質なものを持つ楽しみも感じていただけるはずです。

持ち物からも弓道を楽しみたい方は、是非小物からご自分の好みのものをお選びくださいませ。

楽しむ気持ちを忘れずに

今回は弓道の楽しみ方についてご紹介いたしました。
弓道に限らず、何か物事を始められるときには、楽しむ気持ちを持つことは大切ですね。
是非ご自身なりの楽しみ方を見つけて、長く弓道を続けていただけたら幸いでございます。

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